私のチャート分析
私のチャート分析はローソク足のみです。
ローソク足にはさまざまな思惑がありローソク足に表れていますので分析ができます。ローソク足を読み取らなかったら何を読み取るの?になります。
だから、インディゲーターは一切使っていません。トレンドライン、水平線も基本的に使っていません。水平線は0ではありませんが目標値あたりにたまーに使ったりしますが、ほぼ使用していません。
すべてローソク足に答えがあるからです。だからどこで反発するのかどこで買いと売りが逆転したのかリアルタイムを見ていても相場の勢いや動き方を感じ取りたいからです。もちろん、すべてのローソク足を読み取ることはできませんし、間違った分析をしてしまうこともあります。相場には100%稼げる手法はありませので間違ったら損切りを徹底しています。
以前は(8年ぐらい前)インジケーターを使用していたし、トレンドライン、水平線も使っていました。ひどいときはインジケーターを入れすぎて重くなりチャートが動かなくなったこともありました。
まあどうでもいいですね。
ようするに、ローソク足を読み取ることで稼ぐ方法にたどり着いたのです。だから私のチャート分析はローソク足だけです。
ローソク足の何をみているのか
ローソク足というと酒田五法?プライスアクション?(分からなければ調べてみてください)とイメージがあるかもしれません。詳しくはありませんが、何となく知っています。ぐらいです。もしかしたら私のローソク足の分析も近いのかもしれません。なぜならローソク足で相場をみているからです。
では、
私はローソク足をどのようにみているのかですが、ローソク足を1本1本見ています。そして波をみています。ただそれだけです。
これが基本なのです。基本の見方ができなければ相場で稼ぎ続けることは難しいのです。
しかし、相場の世界には基本を知らなくても稼げる分析もあります。ここについてはいつかは書きたいと思います。
ローソク足1本1本とは
丁寧にローソク足を見ることにより情報が入っています。
ローソク足はどこかのホームページやブログで書かれていることと同じです。それを覚えておきましょう。
たとえば、上髭があれば上に意識されているし下髭であれば下に意識されています。
また、ローソク足には、はらみや包み足、コマ足などもあります。そして、陽線が続いていれば上昇していて陰線が続いていれば下降しています。
それをどこのチャート上にでるのかがわかれば一歩前進です。
ローソク足と波で見えてくるもの
私は買いの考えと売りの考えを意識してチャートを見ています。
- 買いと売りの逆転した場所
- 反発した場所
- 買いの人の決済場所はどこか
- 売りの人の決済場所はどこか
- 買いの人はあきらめるのか
- 売りの人はあきらめるのか
- 買いの決済したあとの動きはどうなるのか
- 売りの決済したあとの動きはどうなるのか
- リアルタイムでは相場の勢い、動き方など。
私の中では重要なことを上げてみました。ローソク足と波をみながら判断しています。
上記のことを意識するとローソク足がどのようになるのかがわかることがあります。
たとえば決済ポイントでしたら必ずローソク足は髭をだしてきます。当たり前ですよね。
また、なぜそこで反発するのか(ただネックラインとか水平線とかではないです。これは平面の分析です)ネックや意識された水平線に引くととんでもない水平線がチャート上に引くことになってしまいます。何の分析?になってしまうのです。もちろん私もネックなどには意識していますが平面的にみているのではないのです。
簡潔にまとめると、買いの人と売りの人の両方の考えをチャートでみていて決済の場所はどこかを意識しています。
そしてエントリーするときは、ローソク足がどのようなになるのかだけです。
たとえば買いをエントリーしたときにローソク足は下髭や陽線にならなくては相場から稼ぐことができません。このようにローソク足がどのようなになるのか意識しています。意識をしているが強い意識ではありません。なぜなら、1時間足以上のローソク足を一本一本見て反発する場所やそのまま陽線になる可能性が高いと事前にわかっているからです。もちろん100%ではありません。だから損切りやわかるまで待つことが必要になってくるのです。
文章での説明は難しいのでチャートを使って説明しています。そちらを参考にしてください。
波をみるとは
波をみる。ダウ理論?エリオット?など色々なブログで書かれていると思います。もちろん相場分析をするうえで欠かせない人もいるのでしょうし、少なからず私もちょっと意識しています。以前の私は、ダウ理論を中心に相場を見ていた時期があります。(もちろんその時は負け続けていました)ダウ理論で相場を見ることが相場分析だと思っていました。しかし、間違いに気が付いたのです。
ダウ理論は平面的な分析であって相場を把握することではないのです。
どのような意味かというと、高値と安値、そして切り上げ、切り下げというようにただ平面にみているだけなのです。
もちろん平面的な分析であっても意識することによって決済をどこにおくのか、また、だまし的な動きからどう動いていくのかを判断しなくてはなりません。
1つのチャートに波を描いたり、zigzagのインジケーターで波を描いたり、独自の波のインジケーターを作成したりしました。また、マルチタイムフレームで波を複数チャートに入れたりしました。どんなに素晴らしい波を描いてもそこには稼ぎ続ける方程式はなかったのです。また、ダウ理論のEAを制作しました。(依頼ですが)絶対に波を分析することが稼ぎ続けることにつながるんだと常に思っていました。そのEAのバックテストをみたときにがっかりしたことを覚えています。しかし、ダウ理論は稼げないわけではないのです。決済をうまくやれば稼げると思います。もしかしたらどんなEAでも決済がすばらしかったら稼げるのかもしれません。検証していないため保証はないのですが・・・
では波をみるとはどういうことかですが、
波を描いて見ているとかならずそこには、買いと売りの人達がいます。ローソク足で簡単に読み取ることができたり、勢いが強く読めない部分もあります。そのローソク足の勢いが強くローソク足で読めなくても同じようなポイントで意識されてしまうのです。そこには相場の心理が働いているためです。ローソク足だけでみていると気が付きます。
しかし、その部分に気が付いても稼げるかどうかはまた別です。そのような部分も意識していかなければならないのです。何度書いていますが、すべてを把握することはできませんし、反対にいくこともあります。相場には100%の分析はありませんのでトータルで稼ぐのです。
ローソク足と波をみてみよう
文章ではわかりづらいです。もう少し深くまで図を使っておさらいと説明をします。
まず、波。
この図をみて取引できますか?勝つことや負けることは関係ないことを前提です。線しか書いていないからできませんか?私はできます。イメージができているのです。しかも毎回同じような取引が行われているのです。ダウ理論や波だけで平面的にみてしまうと押し目はどこだとか切り上がりはどこかフィボナッチの38,2%付近だとかそれが相場分析になってしまうのです。
では次にローソク足でみてみましょう。
線しか書いていなかった波はローソク足ををみると@のような動きになっていることが多いのです。そのためイメージできるので取引ができます。そして、どのように上髭で意識されどのように上昇していきましたかまた、どこに重要な値がありますか?ストーリー的に考えていくとわかりやすいですしローソク足だけでみると毎回同じような分析になります。
そして、Aですが、上記の「波をみるとは」の項目の所に赤線を引いている部分でそのローソク足の勢いが強くローソク足で読めなくても同じようなポイントで意識されてしまうのです。の説明になります。
このチャートは1時間足ですがAの部分で下落から上昇していったときに下髭の次はローソク足の陽線で勢いが強いです。情報はただの陽線ですよね。しかし、Bをみると下髭陽線で意識されています。結果的に下落していったのですが反発はしています。買いと売りの逆転した場所はローソク足で情報を読み取れなくても意識されてしまうのです。もちろん下位時間軸をみれば詳しくわかりますが1時間足だけでもわかるのです。ということは・・・・
どこから売りが入りどのように上髭がでて上昇していったか、そして重要な値を抜いたのかどうかローソク足をみることにより判断できます。
これはほんの一部分ですが、
基本的な見方ができて初めて応用ができるのです。
時間軸は何をみているのか
私の時間軸は日足、4時間足、1時間足、1分足です。月足も週足もみていますが頻繁にはみていません。
だから、1つの通貨に対して、4つのチャートを表示しています。
もう少し詳しく書くと、1時間足を基本軸にローソク足1本ずつ読み、4時間足や日足がどのような足になるのを考えたりしています。1時間足を基本軸にと書きましたが、4時間足、日足も1本ずつ読んでいる中で1時間足を基本軸に考えています。そして目線が分かった時に1分足で入ります。買いで入れば1時間足では下髭や陽線にならなくては利益がでません。
ようするに1分足はタイミングと損切りを少しでも抑えたいためでいわゆる損小利大です。王道ですね。
損小利大がでましたので、利小損大についてですが利小損大でも相場で稼ぎ続けることも知っています。利小損大については自動売買編と一緒に書いていきたいと思います。(気が向いたときに・・・)
相場は何時に動き出すの?
FXの相場分析はファンダメンタルズ分析とテクニカル分析だけではありません。
FXは24時間動いています。何時に動く確率があるのか知っているとその時間帯だけ順張りトレードメインにできます。東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間でさらに東京の何時の時間帯、ロンドンの何時の時間帯、ニューヨークの何時の時間帯に動きやすいのかを調べていきます。
その時間帯に動かなかったら違う時間帯に動くのかなと分析もできますし、今日の日足はコマ足?なども考えることができます。
もう少し具体的にいうと、ロンドン時間では午前中?午後?どっちが動きやすいのか、などです。
その通貨1日何pips動くの?
自分が取引をする通貨は1日何pips動くのか把握していますか?
いつも以上に動くこともあるでしょう。しかし確率的に何事も考えていくことです。
最大の敵は自分自身
どんなにすぐれた手法で裁量トレードでも、この分析は間違っていないし順張りだから戻ってくるなど甘い考えがあると損切りが遅れたり、損切りができなくなります。
根拠が崩れたら損切りを徹底することが大事です。
「ポジポジ病」、「損切り貧乏(病)」、「損切りできない」は裁量トレードの中にあります。だからこれを排除することはできません。
経験と実績がでてくると排除することができますが100%は無理です。やっぱり負けるとイラっとしてしまいますし心理面がやや崩壊します。それが人間です。
だからガス抜きでポジポジ病を連発してもいいのではないのでしょうか。もちろん許容範囲内ですよ。だって必ず負けるのですから。
私もだいぶポジポジ病はなくなりました。
また、趣味を見つけるといいです。ずっとチャートを眺めているとエントリーができるかどうか常に考えてしまいますのでチャンスのある場所での取引にすれば利益が残っていきます。